第1章:異世界に召喚されたレオナールは、自身が生...

[A:レオナール:絶望][Shout]「生贄、だと……!? ふざけるな!」[/Shout][/A]
肺腑の底から絞り出した叫びが、厳かな聖堂の天井に虚しく吸い込まれていく。
押し付けられた冷たい石畳。
額から流れた血が、視界を赤く染めていた。
強引にねじ伏せられた四肢が、大理石の冷徹な温度を克明に伝えてくる。
起き上がろうと足掻くたび、身体を固定する神官兵たちの容赦ない力が加わった。
引き裂かれた学生服。
その隙間、レオナールの胸元で、禍々しい黒い聖痕がまるで生き物のように不気味に、脈打つ。
毒液を流し込まれるような激痛。
背骨を駆け上がる戦慄。
全身の血が逆流するような感覚に、喉が引き千切れんばかりの喘鳴を漏らした。
[A:ギルベルト:冷静]「異界の迷い人よ。その穢れた魂を、聖都の礎として捧げるのだ」[/A]
冷徹に響く声。
見下ろすのは、一切の慈悲を排した白銀の神官服を纏う男。
ギルベルト。
冷徹な眼鏡の奥に潜む切れ長の瞳は、レオナールを人間とは認識していない。
ただの、すり潰すべき泥人形。
価値なき消耗品を見るような、冷ややかな視線が突き刺さる。
神の代弁者を名乗る男の靴が、レオナールの指先を容赦なく踏みにじった。
[A:セレスティーヌ:驚き]「お待ちください、ギルベルト司教。この者は……」[/A]
静寂を切り裂き、制止の声が響き渡る。
純白の、あまりに汚れなき法衣。
歩を進めるたび、細い首筋から漂う百合のような甘い香りが、死の香りに満ちた聖堂を侵食していく。
金髪の美しき聖女、セレスティーヌ。
彼女は、冷酷な神官兵たちの包囲をかき分けるようにして、レオナールの前に立ちはだかった。
憐れみと、どこか異様な熱を孕んだ碧眼が、床に這いつくばる少年を射抜く。
彼女の細い指先が、胸元で複雑な交差を描いた。
唇が、ひそやかに、誰にも聞こえぬ極小の音声で呪文を紡ぎ出す。
[Magic]《ルクス・オカルタ》[/Magic]
[Flash]一瞬の白い光[/Flash]
爆発的な輝きが、レオナールの胸元を包み込んだ。
網膜を灼くようなその眩光に、神官兵たちが一瞬、目を細めてたじろぐ。
同時に、レオナールの皮膚を苛んでいた狂おしい激痛が、嘘のように引きいていく。
禍々しい黒い聖痕。
その輪郭が、セレスティーヌの紡いだ光の薄膜によって、完全に覆い隠されていた。
[A:ギルベルト:冷静]「……ふむ。魔力の反応が消えたか。ひとまず地下聖堂へ幽閉しておけ」[/A]
鼻を鳴らし、ギルベルトは眼鏡の位置を中指で直した。
役目を終えたゴミを見るような目で、レオナールから視線を外す。
踵を返し、その足音が冷たく遠ざかっていった。
暗く、湿った地下聖堂。
壁の隙間から染み出す地下水が、規則的な音を立てて滴り落ちている。
レオナールは冷たい石壁に背を預け、乱れた呼吸を吐き出した。
肺にまとわりつく、湿ったカビの匂い。
[Think]あの女、何を企んでやがる……。[/Think]
ただの親切など、この異常な世界にあるはずがない。
胸元を摩りながら、暗闇の奥を睨みつける。
その時、重厚な鉄の扉が、音もなく静かに開いた。
滑り込んできたのは、一筋の細い光。
そして、あの百合の香り。
セレスティーヌが、静かに足を踏み入れてきた。
金髪の隙間から覗く、潤んだ碧眼。
それは、太陽の下で見せる神聖なものとは、明らかに異なっていた。
暗闇の中で、じっとりと、妖しく濡れて光っている。
[A:セレスティーヌ:愛情]「ご無事でよかったです、レオナール様……」[/A]
[A:レオナール:冷静]「綺麗事ばかり言うなよ。あんたのその震える指が、本音を語ってるぜ」[/A]
レオナールはふん、と鼻で笑い、ぶっきらぼうに言い放った。
近づいてくる聖女を、警戒を込めて睨み据える。
だが、彼女の指先は小刻みに震え、その頬は不自然なほど赤潮んでいた。
[A:セレスティーヌ:愛情][Whisper]「いいえ、私はあなたを救いたいのです」[/Whisper][/A]
鼓膜に直接滑り込んでくるような、甘く湿った囁き。
セレスティーヌは、自ら純白の法衣の胸元を緩めた。
締め付けから解放された、豊満で柔らかな膨らみが、暗闇の中で白く浮かび上がる。
レオナールとの距離を、狂おしいほどに詰めていく。
[Sensual]
彼女の細く、冷たいはずの指先が、レオナールの胸元の聖痕に触れた。
[Heart]ドクン、と黒い紋様が激しく明滅する。[/Heart]
その瞬間、電流のような衝撃が二人の身体を貫いた。
[A:セレスティーヌ:興奮][Whisper]「私の身体に……あなたの汚れを吸い取らせて……っ」[/Whisper][/A]
[A:レオナール:驚き]「おい、何を……っ!?」[/A]
抗おうとするレオナールの胸を、セレスティーヌの驚くほど強い力が押し留める。
至近距離。
遮るもののない彼女の顔が、目の前。
吐き出される熱い息が、レオナールの首筋を容赦なく焦がしていく。
濡れた、柔らかな唇。
それが、彼のむき出しの首筋へと、吸い付くように押し当てられた。
[A:セレスティーヌ:興奮][Whisper]「ん、んぅ……ああっ……!」[/Whisper][/A]
[Pulse]激しい痛みが、甘い痺れへと変わっていく。[/Pulse]
骨の奥まで蕩かすような、未知の感覚。
レオナールの体内から、禍々しくドロドロとした黒い泥のような魔力が、吸い上げられていく。
セレスティーヌの、薄いピンク色の唇を通じて。
金髪の聖女は、悦びに背中を弓なりに反らせた。
苦悶と、それを遥かに凌駕する極上の快楽が入り混じった声を、喉の奥から漏らす。
[A:セレスティーヌ:狂気][Whisper]「はぁ、ぁ……もっと、もっと頂戴……。あなたと一つに、溶け合いたいの……」[/Whisper][/A]
彼女の豊かな胸が、逃げようとするレオナールの胸板に強く押し潰される。
柔らかく、しかし暴力的なまでの熱量が、肌を通じてダイレクトに伝わってきた。
[A:レオナール:興奮]「くっ、この、狂った聖女が……!」[/A]
レオナールは彼女の細い手首を掴み、引き剥がそうと力を込める。
だが、彼女の首筋から漂う、むせ返るような甘い香油の匂い。
それが鼻腔を満たすたび、彼の理性が急速にドロドロと融解していく。
[A:セレスティーヌ:愛情][Whisper]「あなたを救うためなら……私は喜んで、この身を穢しましょう……」[/Whisper][/A]
濡れた舌先が、レオナールの耳裏をねっとりと這い上がった。
傷口を優しくなぞるような、執拗な愛撫。
背筋を未知の熱が駆け上がり、脳の芯がとろとろに溶け去るような快感に支配されていく。
[/Sensual]
その時、地下聖堂の重い鉄の扉の向こうから、冷徹な足音が響き渡った。
コツン、コツン。
静寂を引き裂く、無機質なヒールの音。
[A:レオナール:冷静]「ちっ、あの眼鏡野郎か……!」[/A]
我に返り、レオナールは舌打ちをする。
足音は確実に、この牢へと近づいていた。
第2章:ギルベルトの詮索をすり抜けた二人は、夜ご...

結界の境界線が、妖しく紫色の光を放ち、周囲の闇を歪めている。
司教ギルベルトの冷酷な監視。
その厳重な目を針の穴を通すように盗み、二人がたどり着いたのは、狭く薄暗い祈祷室だった。
ここには、濃厚な香油の甘い香りが、澱みのように満ちている。
窓から差し込む月光だけが、二人の影を不気味に長く伸ばしていた。
[A:セレスティーヌ:愛情]「レオナール様……こちらへ……」[/A]
純白の法衣が滑り落ちる、衣擦れの音。
静寂に包まれた室内で、その音はやけに生々しく鼓膜を震わせる。
金髪の隙間から、潤んだ碧眼がレオナールをじっと見つめていた。
その瞳の奥には、すでに理性の光など欠片も残っていない。
[A:レオナール:冷静]「毎日毎日、こんな狭いところでコソコソと……。よく飽きないな、あんたも」[/A]
黒髪を乱暴に掻きむしる。
レオナールは冷たく突き放すように吐き捨てた。
しかし、ボロボロの学生服の胸元は、彼女の視線を受けるだけで、すでに不規則に波打っている。
[Sensual]
[Heart]ドクン、ドクン。[/Heart]
衣服越しにも容易に伝わる、熱く激しい拍動。
セレスティーヌは、みずから法衣の襟元を大きく割いた。
はだけた布地の隙間から、あらわになる、白く豊かな双丘。
冷たい空気に晒され、その先端が、きゅっと小さく尖っていく。
[A:セレスティーヌ:興奮][Whisper]「……はぁ、あ。レオナール様の熱が、欲しくて……身体が、こんなに疼くのです……っ」[/Whisper][/A]
[A:レオナール:興奮]「おい……。聖女様が、そんな顔をして男を誘うもんじゃないぜ」[/A]
[A:セレスティーヌ:狂気][Whisper]「聖女など、どうでもよいのです……。私は、あなたの生贄……ううん、あなたのものになりたい……」[/Whisper][/A]
彼女はレオナールの大きな手を掴み、自身の柔らかな胸元へと強引に導いた。
指先が、吸い付くような肌の極上の熱に沈み込んでいく。
押し潰される肉の弾力。
[A:レオナール:興奮]「くっ……!」[/A]
[Pulse]ドク、ドクと、彼の手の平に彼女の狂おしい鼓動が直撃する。[/Pulse]
冷徹に、毅然と振る舞おうとする彼の理性が、みしり、と音を立てて軋み、崩壊していく。
セレスティーヌの潤んだ目元から、一筋の熱い涙がこぼれ落ちた。
[A:セレスティーヌ:興奮][Whisper]「あ、あぅ……っ。汚して、ください……。あなたのその指で、私を深く……んっ、あぁ!」[/Whisper][/A]
[Think]抗えない。この甘い匂い、この熱、この濡れた瞳に……。[/Think]
レオナールの内に眠る、獰猛な獣のような支配欲。
それが一瞬で覚醒した。
彼は彼女の細い腰を乱暴に引き寄せ、指先をさらに深く、柔らかな粘膜の奥へと這わせる。
[A:レオナール:興奮]「……あんたが望んだんだ。後悔するなよ、セレスティーヌ」[/A]
[A:セレスティーヌ:愛情][Whisper]「ん、んんぅ……っ! は、ぁ……いい、もっと……もっと壊して……!」[/Whisper][/A]
指先が、蜜に濡れた秘められた蕾を優しく、激しくなぞる。
そのたび、彼女は背中を大きく弓なりに反らせ、甘い悲鳴をあげた。
肌と肌が激しく擦れ合う。
くちゅ、と、生々しく、卑猥な水音が、狭い祈祷室に執拗に充満していった。
倫理の壁が、音を立てて完全に崩落していく。
[/Sensual]
二人が完全に理性を手放し、交わりの最奥へと、貪るように手を伸ばした、その瞬間。
[Flash]不吉な闇の波動[/Flash]
部屋の隅、闇の底から冷たい衝撃が放たれた。
[A:レオナール:驚き]「な、んだ、これ……っ!?」[/A]
弾かれるように、レオナールが顔を上げる。
祭壇の上に鎮座していた、金色に輝く聖遺物。
神聖なるその器が、底なしの泥のような禍々しい黒へと、じわじわと変色し始めていた。
第3章:聖遺物の変色により、二人の関係がギルベル...
[Pulse]じわじわと黒く染まっていく[/Pulse]
黄金に輝いていた聖遺物が、どす黒い不浄の泥にまみれていく。
その闇の波紋は、祈祷室の美しい純白の大理石の床まで侵食し、不吉な亀裂を広げていく。
[A:ギルベルト:冷静]「……やはり、不純物が紛れ込んでいたか」[/A]
冷徹な声が、背後から突き刺さる。
ギルベルト。
いつの間にか入り込んでいた彼が、冷淡な眼鏡の奥の瞳を、底寒い侮蔑で細めていた。
厳格な神官服の裾を翻し、冷酷無比なる宣告を下す。
[A:ギルベルト:冷静]「その異界の生贄は、明朝、公開処刑とする」[/A]
一切の弁明を許さぬ響き。
その言葉とともに、周囲を取り囲んだ無数の神官兵たちが、牙を剥いた。
冷たい石造りの地下牢。
レオナールは重い鉄の鎖によって、両手首を宙に吊るされていた。
引き裂かれた学生服の隙間から、胸元の聖痕が赤黒く、まるで心臓のようにドクドクと疼く。
[A:レオナール:冷静]「くそっ……。あの野郎、本気かよ」[/A]
乾いた唇から零れる呪詛。
その時、重い鉄格子の向こうから、静かな衣擦れの音が近づいてきた。
暗闇の中に浮かび上がる、乱れた純白の法衣。
金髪碧眼の聖女、セレスティーヌがそこに立っていた。
その瞳は、狂おしいほどの情熱で濁っている。
[A:レオナール:興奮]「あんた……何しに来た。早く逃げろ」[/A]
[A:セレスティーヌ:狂気]「レオナール様を失うくらいなら……世界ごと、壊してしまいます」[/A]
金髪を乱暴に振り乱す。
彼女の碧眼は、もはや聖なる光など宿していない。
ただ、昏く、深い愛の深淵だけを映し出している。
[Flash]聖女の証たる銀の鍵[/Flash]
それが、牢の扉を冷たく解き放った。
[Sensual]
彼女は遮るもののなくなった牢内へ滑り込み、レオナールの逞しい身体に激しく抱きついた。
[Heart]ドクン、ドクン。[/Heart]
[A:セレスティーヌ:愛情][Whisper]「もう、何も怖くありません……。私を、あなたの色に染めて」[/Whisper][/A]
純白の法衣の胸元を、彼女は自らの白い指で、狂暴に引き裂いた。
露わになる豊満な双丘。
冷たい牢獄の空気に、その柔らかな肌が小刻みに震えている。
レオナールの両手首を縛り付けていた頑強な鎖が、彼女の禍々しい精神感応の力によって、赤く焼け落ちた。
ガラガラと重い音を立てて崩れ去る鉄塊。
[A:レオナール:興奮]「セレスティーヌ……。正気か、あんた」[/A]
[A:セレスティーヌ:狂気][Whisper]「はい……。あなたと一つになれるなら、地獄へだって堕ちてみせます」[/Whisper][/A]
自由になったレオナールの太い腕が、彼女の細い腰を壊れんばかりに強く抱き寄せた。
[Pulse]肌と肌が密着し[/Pulse]
お互いの限界を超えた熱が、溶け合うように混ざり合う。
セレスティーヌは、レオナールの首筋に熱い吐息を、何度も吹きかけた。
[A:セレスティーヌ:興奮][Whisper]「ん、あぁ……っ。あなたのその、熱い楔で……私を、深く満たして……っ」[/Whisper][/A]
[A:レオナール:興奮]「……後戻りはできねえぞ。世界を、敵に回すんだ」[/A]
[A:セレスティーヌ:愛情][Whisper]「望むところ、です……っ。は、あぁ……、最奥まで、もっと、深く……っ!」[/Whisper][/A]
交わりが始まった瞬間、部屋の空気が甘く、重く張り詰める。
[Shout]「くちゅ、ん、はぁ……っ! あ、あぅ……っ!」[/Shout]
彼女の最も柔らかく、濡れそぼった秘所へと、彼の猛り狂う熱い楔が、限界まで深く沈み込んでいく。
押し込まれるたび、生々しい水音が狭い牢内に反響した。
セレスティーヌの目から涙がこぼれ、レオナールの胸元の聖痕に滴り落ちる。
その瞬間、聖痕は黒い輝きを増し、彼女の体内に残る聖なる光を、飢えた獣のように貪り喰った。
[A:セレスティーヌ:狂気][Whisper]「あ、あぁぁッ! 体の中が、熱い、泥で満たされていく……っ!」[/Whisper][/A]
[A:レオナール:狂気]「これでもう、あんたは聖女じゃない。俺だけの……悪魔だ」[/A]
[/Sensual]
[Flash]暗黒の波動[/Flash]
二人の足元から、黒い爆発的な波動が全方位へと広がった。
聖なる大聖堂を支える柱が、内側から黒く反転し、不快な音を立ててひび割れていく。
[System]《聖痕の完全解放:暗黒魔力の限界突破》[/System]
大聖堂の巨大な天井が、轟音を立てて崩落し始めた。
悲鳴を上げて駆け込んできた神官兵たちが、容赦なく燃え広がる黒い炎の中に呑み込まれていく。
[A:ギルベルト:絶望][Shout]「な、何という不浄な力を……! 聖女が、堕落したというのか!」[/Shout][/A]
崩れゆく瓦礫の山。
その赤々と燃える炎の中、二人はしっかりと手を繋ぎ、立ち上がった。
レオナールは額にかかる黒髪をかき上げ、狂気に満ちた、極上の不敵な笑みを浮かべる。
[A:レオナール:冷静]「さあ、始めようぜ。この汚ねえ世界を、ぶち壊すお祭りだ」[/A]
セレスティーヌは彼の肩に身を寄せ、妖しく濡れた碧眼で、滅びゆく世界を見据えた。
[A:セレスティーヌ:狂気]「ええ、レオナール様。あなたと共に、どこまでも堕ちていきましょう」[/A]
燃え盛る炎の中、二人の冷酷な嘲笑が、完全に崩れ去る聖都の夜空へと、どこまでも響き渡っていった。