ぽぽの わけっこパン
こぐまの ぽぽが、おかあさんの つくってくれた はちみつパンを もっています。 「わーい、おいしそう! ひとりで たべようっと。」
ぽぽが もりを あるいていると、おなかを すかせた りすさんが いました。 りすさんの おなかは ぺっこぺこ。「ぐぅー」って ないています。
ぽぽは だいじな パンを じーっと みつめました。 そして パンを ふたつに わって、「はい、どうぞ」と はんぶんこに しました。
こんどは、あめにぬれて ふるえている ことりさんを みつけました。 「つめたくて とべないよぅ。」
ぽぽは、おおきな はっぱを ことりさんの かさに してあげました。 「これなら、ぬれないよ。あったかいね。」
あめが やみました。 りすさんと ことりさんが「ぽぽくん、ありがとう!」と にっこり。 ぽぽの むねの なかが、なんだか ぽかぽか してきました。
ぽぽの パンは はんぶんになったけど、こころは おなかいっぱいです。 「わけっこすると、もっと しあわせな きもちに なるんだな。」 ぽぽは みんなと わらいました。
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