■ 第1章:偽りの玉座と崩落の音 ■
冷え切った大理石の床を打つ、刺々しい声。
エレオノーラ「貴様のような無能は追放である! さっさとこの城から失せろ!」
黄金の髪を凛々しく束ねたエレオノーラが、傲慢に顎をしゃくる。均整の取れた肢体を覆うのは、王家の紋章を刻んだ重厚な銀甲冑。傍らに立つのは、長く滑らかな銀髪を揺らすセレスティアだ。知的な細銀の眼鏡の奥、氷のように冷徹な瞳がこちらを睥睨(へいげい)している。
セレスティア「あなたのような魔力庫など、もはや我々の足手まといにすぎません。身の程をわきまえなさい」
胸元が大きく開いた深い青の魔術師ドレス。そのタイトな布地から溢れんばかりの双丘が、呼吸に合わせて静かに上下していた。
二人からの容赦ない罵倒。しかし、灰色のローブを纏うシオンの表情は微塵も揺らがない。
無造作に伸びた黒髪の隙間から覗く三白眼には、色濃い疲労の隈がこびりついている。彼は猫背のまま気怠げに息を吐き出し、ぽつりとこぼした。
シオン「……そう。もう遅いよ。君たちが僕を捨てたんだから」
パチン。
乾いた指の音が、謁見の間に鳴り響く。
それは、シオンと彼女たちを繋ぐ『魔力供給契約』を根本から切断する音だ。
エレオノーラ「な……っ!? あ、あぁっ……!?」
ガァンッ!
けたたましい金属音。エレオノーラの銀甲冑が結合を失い、バラバラと床に崩れ落ちる。強固な拘束を解かれた豊満な双丘が、露わになった薄着の下で重たげに揺れた。
エレオノーラ「な、にこれ……体が、熱い……!」
先ほどまでの傲慢な態度はどこへやら、彼女の膝がガクガクと震え始める。鍛え抜かれたはずの太ももはもはや自重を支えきれず、大理石の床に無様に崩れ落ちた。白磁のような肌が異常な熱に浮かされ、みるみる朱に染まっていく。
セレスティア「っ……ぁ、くっ……計算、外です……。魔力回路が……!」
隣のセレスティアも、細銀の眼鏡をズレさせながらその場にへたり込む。青いドレスの股間部分が急速に濡れそぼち、黒く染まっていった。むせ返るほどに甘ったるい匂いが、冷ややかな空気を汚染し始める。
愚かな女たちだ。僕の魔力がなければ、もはや脳の機能すら維持できないように書き換えてあるというのに。
セレスティア「はぁっ、はぁっ……シオン、嘘でしょ……私に、魔力を……っ!」
エレオノーラ「あ、あぁっ……熱い、下腹が、焼け焦げそうである……! なぜだ、なぜ魔力を寄越さぬ!」
股をきつく擦り合わせ、秘所からとめどなく蜜を溢れさせる元英雄たち。
シオンはその醜態を見下ろし、微かな冷笑を唇の端に浮かべる。
踵(きびす)を返し、もだえ苦しむ水音と嬌声を背に、無言で王城を後にした。
■ 第2章:抗えない熱と理性の瓦解 ■
王都から遠く離れた魔の森。
湿った土と腐葉土の匂いが立ち込めるボロ小屋で、シオンは木の椀に入った温かいスープを啜(すす)っていた。
静寂。それこそが、彼にとって至高の安らぎだ。
ドガンッ!!
朽ちかけた木の扉が粉砕され、けたたましい木切れの雨が降り注ぐ。
砂埃の中から這い出てきたのは、泥に塗れ、息も絶え絶えになった二人の女だった。
エレオノーラ「戻れ! 私にはお前が……お前の魔力が必要なのだ……っ!」
エレオノーラが震える手で剣を向ける。だが手首は痙攣し、切先は力なく床を向いたままだ。引き裂かれた革のコルセットからは、汗と泥にまみれた柔らかな双丘がこぼれ落ちそうになっている。
シオンの放つ魔力の匂い――その強烈なフェロモンに当てられた彼女の青い瞳は、すでに焦点が定まっていなかった。
エレオノーラ「はぁっ、はぁっ……シオン、シオンの匂い……っ。あぁぁ、いい匂いである……っ」
涎(よだれ)を垂らし、甲冑を失った無防備な太ももを情けなく擦り合わせている。
セレスティア「お願いです、ほんの少しでいいから……私の中に注いで……っ」
セレスティアのドレスは、汗と蜜で皮膚にねっとりと張り付いていた。冷徹だったはずの彼女は泥の中に眼鏡を落としたまま、這いつくばってシオンの足元へとすり寄ってくる。美しい銀髪には泥が絡まり、知性の欠片も見当たらない。
シオン「嫌だね。君たちは僕を捨てた。今さら媚びを売っても無駄だ」
ブツンッ。
突き放すようなシオンの声が鼓膜を打った瞬間、二人の脳内で何かが決定的に壊れる音がした。
エレオノーラ「あぁぁぁああああ……ッ! 嫌だ、嫌だ嫌だ、嫌だぁっ!!」
誇り高き騎士が、自らの手で衣服を力任せに引き裂く。豊満な双丘が夜の冷気に曝(さら)されるが、彼女の肌は異常な熱を帯びて朱に染まりきっていた。



セレスティア「もう、だめ……論理も、計算も……シオンの魔力がないと、頭が、おかしくなるぅっ!」
ドレスの裾を自ら捲り上げ、ぬちゃり、と卑猥な音を立てて柔らかな秘所を剥き出しにする。
かつての誇りは完全に霧散し、発情した二匹の雌犬がシオンの足首にしがみついていた。
■ 第3章:這いつくばる肉人形への洗礼 ■
シオン「そんなに欲しいなら、這いつくばって乞うてみろ」
見下ろす冷ややかな三白眼。
その蔑(さげす)みの視線すら極上の褒美であるかのように、二人は靴のつま先に舌を這わせ始めた。
エレオノーラ「はぁっ、はぁっ、私にも……私の中にも太くて熱い魔力を……お願い、ご主人様ぁっ!」
エレオノーラはシオンの灰色のローブに顔を擦り付ける。繊維に染み込んだ彼の体臭と魔力の残り香を肺の奥深くまで吸い込み、ビクンッ、ビクンッと背筋を反らせる。内腿を泥に擦り付けながら、自らの熟れた果実を押し当てて激しく腰を振った。
シオン「卑しいね。王族の矜持はどうしたんだ?」
シオンが指先から微小な魔力を練り上げる。
《感覚直結・魔力浸透》
チリッ、と青白い火花が指先に宿る。そのまま、足元に這いつくばるセレスティアのうなじから耳裏にかけて、ねっとりと指を這わせた。
セレスティア「ひぃっ!? あ、あぁぁあっ! しゅごい、シオンの魔力が、頭の中を直接……っ!」
♥ドクンッ! ドクンッ![/Heart]
極度の音フェチであるセレスティアの耳元で、指先が這う摩擦音と、低く囁くシオンの息遣いが響く。
シオン「……こんなわずかな魔力で、そこまで下品な声を出すのか」
セレスティア「あひぃぃぃ……っ! もっと、もっと言って……っ。耳元で、私をドロドロに汚してぇぇっ!!」
白目を剥き、よだれを撒き散らしながらセレスティアが絶叫する。脳の芯がドロドロに溶け、知性の欠片もない幼児のような嬌声が夜の森に響き渡った。
直接的な交わりなど必要ない。シオンの肌に触れ、声を聞き、魔力が細胞の隅々まで流れ込む感覚だけで、彼女たちの愛の蕾は限界まで鬱血(うっけつ)し、はち切れんばかりに膨張していた。
エレオノーラ「ずるい、セレスティアばかり……あぁっ、私、もう……ご主人様の匂いだけで、イっちゃうぅぅっ!」
ガクンッ!!
焦らされた肉体が限界を迎える。
エレオノーラの背中が大きく反り返り、最奥から透明な蜜がとめどなく吹き出した。床の泥と混ざり合い、生々しい水溜まりを作る。ドクン、ドクンと激しい脈動が太ももを震わせ、彼女の視界がチカチカと激しく明滅した。
セレスティアもまた、全身を激しく痙攣させ、喉の奥から掠れた息を漏らしながら絶頂の波に呑み込まれていった。
■ 第4章:終わらない蜜月の地獄 ■
薄暗い小屋の中は、異常なまでの湿度と熱気に包まれていた。
むせ返るような蜜の匂いと泥の臭い。そして、絶え間なく響き続ける卑猥な水音。
エレオノーラ「んちゅっ、じゅるっ……あぁ、シオン様、すき、だいすきぃ……っ」
セレスティア「はふっ、れろぉっ……もっと、魔力、おいしいですぅ……っ」
胡座(あぐら)をかくシオンの足にまたがり、両脇からまとわりつく二つの肉体。
エレオノーラはもはや言葉すらまともに発せず、本能のままにシオンの首筋に顔を埋めて体臭を貪(むさぼ)っている。セレスティアは泥まみれの指を自らの濡れた秘所に沈め、ぐちゃり、ぐちゃりと音を立てながら、シオンを見つめてだらしなく笑っていた。
かつての誇り高き騎士も、冷徹な大魔術師も、もはやここにはいない。
いるのは、シオンの放つ魔力という快楽なしでは一秒たりとも生きられない、哀れで滑稽な肉人形たちだけだ。
シオン「……これでいい」
シオンは無機質な手つきで、金と銀の髪を撫でた。
彼女たちの熱い吐息が首筋を這い、豊かな肉感が腕に押し付けられても、シオンの三白眼に光が宿ることはない。
他者の愛情など、信じる価値はない。裏切られる前に、理性を根こそぎ破壊して支配するだけだ。
君たちは一生、僕の足元で喘ぎ続けていればいいんだ。
彼がこの二人に愛情を返す日は、永遠に来ない。
だが、この閉ざされた空間で繰り広げられる歪んだ支配と共依存の地獄こそが、彼が手に入れた唯一にして絶対的な平穏だった。
エレオノーラ「あぁぁ……っ、シオン様の魔力、また入ってくるぅ……だめ、イくぅっ!」
セレスティア「あひぃっ……あ、ひぃぃぃぃっ!」
ビチャッ、グチュッ、アァッ……。
理不尽な世界に対する、最も残酷で甘美な復讐。
終わることのない快楽の宴が、暗闇に沈む森の奥深くで、いつまでもねっとりと響き続けていた。